日本航空によりますと、26日午前7時24分からネットワーク機器がサイバー攻撃を受け、利用客の荷物を預かるシステムで不具合が発生しているということです。
会社は、この不具合によって国内線、国際線とも運航への影響が想定されるとしていて、すでに一部の便で遅れが出ているということです。
会社は「お客さまご関係のみなさまにご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
国土交通省によりますと、サイバー攻撃の影響で日本航空の運航に一部、影響が出始めているということです。
日本航空 羽田空港出発便で10数便遅れ
羽田空港にある日本航空の支店によりますと、午前10時半の時点で羽田空港を出発する10数便で最大50分ほどの遅れが出ているということです。
また、いまの時点で欠航が決まっている便はないということです。
関西空港 大阪空港でも影響
関西空港では、午前9時25分発の北海道の新千歳行きの便と、午前10時15分発の中国・上海行きの便で、遅れが出ているということです。
また、大阪空港でも、羽田に向かう予定の3便に影響が出ています。
午前8時半と9時半に大阪空港を出発する予定だった、あわせて2便が30分ほど遅れて出発したほか、午前10時半に出発する予定の便も、1時間ほど遅れて出発する見込みだということです。
成田空港 運航に影響なし
日本航空成田広報室によりますと、成田空港では午前9時40分現在、通常どおり搭乗手続きが出来ているということです。
遅れなども出ていないということです。
日本航空では今後、運航に影響が出ないか確認を進めているということです。
全日空などには影響なし
各社に状況を確認したところ、▼全日空、▼スカイマーク、▼ソラシドエア、▼エア・ドゥ、▼スターフライヤーはこれまでのところ、影響は出ていないということです。