日本人を含む22万人以上が犠牲になったインド洋大津波から26日で20年となります。インドネシアやスリランカなどアジア各国の被災地では追悼式典が行われ、犠牲者に祈りがささげられました。20年前、インドネシアのスマトラ島沖で発生した巨大地震では、東南アジアからアフリカ東部までのインド洋の広い範囲に津波が押し寄せ、死者・行方不明者は22万人以上にのぼりました。アジア各国の被災地では、大津波から20年という歳月が流れ、復興が進む一方、住民の防災意識の低下も指摘されていて、津波の記憶をいかに継承していくかが課題となっています。