逮捕されたのは、大阪 八尾市にある産業廃棄物処理会社の元役員、杉本竜司容疑者(48)と、社員2人の合わせて3人です。
警察によりますと、ことし6月、会社の作業所で、当時勤務していた23歳の男性社員をショベルカーでつり上げて建物の天井付近につかまらせたうえ、およそ9メートルの高さから落下させたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
命に別状はありませんでしたが、けがの程度は分かっていないということです。
ことし10月になって男性が警察に相談して発覚したもので、逮捕された3人のうち、2人のスマートフォンには当時の様子を撮影した動画が保存されていたということです。
3人はこの男性に対し、ことし1月にも金属部品の洗浄に使われるスプレーを顔に噴射してやけどをさせたなどとして、傷害の罪で起訴されています。
警察は「お仕置き」と称して暴行などを繰り返していた疑いもあるとみて調べています。
警察は3人の認否について明らかにしていません。