自民党は、政治とカネの問題を受けて今回の衆議院選挙に無所属で立候補して当選した4人に、自民党がつくる国会内の会派に入るよう要請し、いずれも了承しました。さらに、自民党の公認候補と争い小選挙区で当選した無所属の2人にも、会派に入るよう要請しています。
自民 無所属当選4人に会派入り要請し了承 さらに2人にも要請
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来春から放送の朝ドラは「風、薫る」 主人公の1人に見上愛さん
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拉致被害者家族 トランプ大統領就任で被害者帰国へ連携訴え
中学1年のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの弟で被害者の家族会代表の横田拓也さんが都内で開かれた集会に出席し、アメリカでトランプ大統領が再び就任したことに触れ、一刻も早いすべての被害者の帰国に向けて、日米連携の強化を訴えました。
Politics
死亡した桐島聡容疑者“最後の供述“判明 爆破事件へ関与語る
1970年代に起きた連続企業爆破事件に関わったとして指名手配され、2024年、神奈川県内の病院で本名を名乗り出たあと死亡した桐島聡容疑者が、死の直前の警視庁の事情聴取に対し、「建設会社を狙った爆破事件で、建物近くに爆弾を置いた」と事件への具体的な関与を語っていたことが関係者への取材でわかりました。事件に関わる最後の供述の内容が明らかになるのは初めてです。
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トランプ大統領 “原油価格が下がればFRBに利下げ要求”
アメリカのトランプ大統領は23日、「原油価格が下がれば、ただちに金利の引き下げを要求する」と述べ、FRB=連邦準備制度理事会に対して、原油価格が下がった場合は利下げを要求する考えを示しました。金融政策を決めるFRBは独立性が重んじられる組織で、政治介入と受け取られる大統領の発言に波紋が広がりそうです。
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中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられた問題で、フジテレビがコマーシャルを見合わせ、公益社団法人の広告に差し替えている企業に対し、代理店を通じて今月分の広告料金を請求しない方針を示していることがわかりました。
千葉 鎌ケ谷 小学校でノロウイルス集団感染か 170人余症状訴え
千葉県鎌ケ谷市で小学校の児童と職員合わせて170人余りがおう吐や下痢などの症状を訴えて、一部でノロウイルスが検出されました。県は集団感染が発生したとして対策の徹底を呼びかけています。
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韓国 ユン大統領の拘束延長 裁判所が許可せず
内乱を首謀した疑いなどで今月19日に逮捕された、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領について、事件の捜査を引き継いだ検察は大統領の身柄を引き続き拘束して捜査を進める方針でしたが、24日夜、裁判所がユン大統領の拘束期間の延長を許可しなかったと発表しました。
Sport
“がんばろうKOBE”から30年 オリックス イチロー氏とともに主力の田口壮氏 平井正史氏 心に刻まれた敗戦 | NHK
「がんばろうKOBE」阪神・淡路大震災が起きた1995年、このスローガンを掲げてリーグ優勝を果たしたのが、神戸市を本拠地としていたプロ野球・オリックスブルーウェーブでした。実はこの年、当時の球団関係者にとって、忘れることのできない1つの「敗戦」があったといいます。(おはよう日本 ディレクター 村田裕史/大阪放送局 記者 山田俊輔 山内司)
異様な雰囲気に包まれた9.17
神戸市のスタジアムで行われたオリックスとロッテの1戦はかつてない熱気に包まれていました。2位以下を大きく引き離し、リーグ優勝が目前に迫っていたオリックス。マジック「1」で迎えたこの試合は、本拠地で優勝を決める最後のチャンスでした。
当時、主力選手の1人だった田口壮さんは、球場の張り詰めた雰囲気、そして独特な緊張感が強く印象に残っているといいます。
田口壮さん「全員にプレッシャーがかかっていた。絶対決めないといけないというすごい緊張感があったことを覚えている」
スタジアムは満員。震災によって傷ついた多くの人が球場で、あるいはパブリック・ビューイングの会場で、歓喜の瞬間を心待ちにしていました。
当時チケット販売の業務などを担当していた球団職員、花木聡さん(61)は、この試合の注目度の高さを鮮明に覚えていました。
オリックス球団職員・花木聡さん「球場外のありとあらゆる木にファンが登って、試合を見ようとしていた。その熱量は経験したことがなかったし、もう空前絶後と言ってもいいくらいだった」
“何かが報われる瞬間”を待ち望んで
「祈るように見ていた」と振り返るのは、オリックスファンの小林幹志さん(47)です。
高校3年生だった当時、この試合をパブリック・ビューイングで観戦していました。兵庫県芦屋市の実家で被災した小林さん。
自宅は半壊し、水道やガスも通じなくなり、およそ3か月にわたって親戚の家などに避難しました。通っていた高校は大阪にあり、周りに被害を受けた人は少なかったといいます。小林さんは、被災したつらさや不安な気持ちを周囲に打ち明けることはできませんでした。
小林幹志さん「クラスメートは優しくしてくれました。でも、近所には亡くなった人もいて、私よりももっとサポートや助けが必要な人たちがいるのではという思いもあり、悩みを吐き出せませんでした」
そんな小林さんの支えだったのが、「がんばろうKOBE」を掲げて快進撃を続けたオリックスでした。「マジック」と言われた仰木彬監督の采配。象徴的な存在として、チームを引っ張ったイチロー。
そして何より、被災地を勇気づけようと奮闘する選手たちの姿に、つらさを忘れ、前を向く力をもらえるように感じました。被災から8か月、共に頑張ってきた日々を神戸でたたえあいたい。その願いを9月17日の試合に託していたのです。
小林幹志さん「つらいことも多くあったけれど、優勝というのは“何かが報われる瞬間”になると思っていました。この試合に負ければ、ホームでの優勝がなくなってしまう。祈るような気持ちで見ていましたね」
あのフライを捕れていれば…
ファンの期待に応えるように、試合はオリックスのペースで進みます。2回、岡田彰布選手、福良淳一選手の連続タイムリーヒットなどで3点を奪い、投げては先発・佐藤義則投手が7回1失点の好投。3対1と2点リードの8回、マウンドに上がったのは全幅の信頼を置かれていたリリーフ、平井正史投手でした。
平井正史さん「あれだけ大きな震災があって、復興のさなかに見に来られている人たちがいて、やっぱり神戸で決めたいという気持ちがすごくあった」
この年、高卒2年目ながら15勝27セーブという驚異的な成績を挙げた平井投手。しかし、この日はすでに51試合目の登板。疲労は、とうにピークを越えていました。2本のヒットとデッドボールで2アウト満塁のピンチを背負い、この年の打点王、ロッテの5番・初芝清選手との対戦、その3球目でした。力なく上がった打球は、内野の頭を越えました。センターを守っていた田口選手が前進、飛び込みます。
しかし、ほんのわずかに及ばず、ランナー2人が帰って同点。スタジアムは悲鳴に包まれました。
消えない後悔 明暗分けた迷い
この場面、田口さんは“守備位置”について迷いがあったと明かします。
田口壮さん「“もう少し右(レフト側)に行きたい”という感覚があったんですよね。でも僕には、そこまで自信がなかった」
当時、外野手のレギュラーになって1年目だった田口さん。守備位置についてベンチから指示が出ていましたが、このときは「1メートルほどレフト寄りに守るべきではないか」と迷いを持ったといいます。
グラウンドに立った“プレーヤーとしての感覚”。しかし、それを信じきれませんでした。結果、ボールが落ちたのはその「レフト寄り」の位置でした。“ボールとグラブの距離はわずか数十センチ、1メートルでも守備位置が違ったら…”。その後悔は今も消えないと田口さんは言います。
田口壮さん「ベンチもデータを全部見て判断しているし、指示が間違っていたわけではない。指示を受けて、実際に守っている人間がどう感じ、動くのかであり、全部自分の責任です。つらいですよね、自分の未熟さで失点を防げなかったわけですから…。捕れたんじゃないかな~っていうね…」
失意の中 拍手に教わったこと
傾いた流れは変えられません。平井投手はこの回、まさかの5失点。
オリックスは逆転負けで、本拠地・神戸での優勝は幻に終わりました。しかし平井投手がマウンドを降りたその瞬間、意外なことが起こりました。球場が、大きな拍手に包まれたのです。
平井正史さん「普通だったら何やってるんだとか罵声が上がる場面ですけれど、すごく温かい拍手が来て、野球でほかに泣いたことはないんですけど、あれだけは本当に涙が出ましたね。うれしい反面、悔しくて、もう1回やった時に、これが出ないようにという気持ちにもなりましたし」
この試合を見守っていた小林さんは、拍手を送ったファンの気持ちをこう代弁します。
小林幹志さん「“今シーズン、ありがとう”と伝えたかったんだと思います。選手や関係者にも被災者がいて、その中でも選手たちはいっそう頑張ってくれたし、“がんばろうKOBE”を掲げてくれました。私たち被災者も選手も、一体になって“がんばろう”だったわけですから」
あの打球を捕ることができなかった田口さん。拍手を聞いたとき大切なことを教わったと、目に涙を浮かべながら話してくれました。
田口壮さん「人の絆、つながり、助け合い、思い、全部詰まっていたかな。助け合いながら前に進む。震災からの復興において大事なこと、その1つが“がんばろう”だよと。“みんなで何とかしていく”ということかな」
その2日後、9月19日に行われた西武との試合で、オリックスはリーグ優勝を果たしました。
9回を任された平井投手は「同じ失敗は繰り返さない」と1本のヒットも許すことなく試合を締めたのです。
“がんばろうKOBE”をつないでいく
田口さんは野球解説者として活動するかたわら、震災を経験した1人として防災関連のイベントに参加するなどして、発信を続けています。あのとき、スポーツの力が人々を結びつけ、復興に向けたエネルギーの1つとなっていたことを伝えていきたいと考えています。
田口壮さん「当時の神戸の街が立ち上がろうとする力はすごかった。後にも先にも願いが強いほどかなうという体験をさせてもらったのはあのときだけ。ただ、どんどん当時のことが風化していることを実感している。被災したわれわれがいるかぎり復興はずっと続いていくと思う。それぞれの震災の経験を若い人たちに伝えていくことが僕たちの仕事だ」
球団ではことし、写真展を企画しています。発案者は当時からの球団職員、花木さんです。
展示するのは、チームの写真だけではありません。火災で焼け野原と化したまち。倒壊した高速道路。避難所に身を寄せる被災者…。チームと共に歩んだ被災地の姿を知ってもらうことが大切だと考えているからです。
オリックス球団職員・花木聡さん「われわれが伝えたいのはオリックスが優勝しましたよっていうことではないし、あれを美談にはしたくはない。地震があったという悲劇は前提としてありますからね。1995年、こういうことがありました。その中の一部としてオリックスも優勝しましたっていうありのままのことをお伝えする。経験した者の責任として、ですけどね」
あの年、「がんばろうKOBE」というスローガンの下、チームとファンは互いに支え合ってきました。9月17日、神戸の球場に響いた大きな拍手は、その証しだったのかも知れません。
“がんばろうKOBE”から30年 オリックス イチロー氏とともに主力の田口壮氏 平井正史氏 心に刻まれた敗戦 | NHK
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気候変動、子ども2億4200万人の教育に影響 24年 ユニセフ:時事ドットコム
2025年01月24日17時36分配信
【米国AFP=時事】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は23日、昨年の異常気象で世界の85か国、約2億4200万人の子どもの教育に支障が出たとする報告を発表した。世界の子ども約7人に1人に相当する数字で、気候危機の「看過されている」一面だと指摘した。(写真は資料写真) ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長によると、異常気象の中で最大の影響を及ぼしているのは熱波だ。 少なくとも1億7100万人の子どもが熱波の影響を受けた。うち1億1800万人は、バングラデシュ、カンボジア、インド、タイ、フィリピンの子どもたちで、気温が急上昇した4月の1か月に集中した。特にフィリピンでは、生徒たちが熱中症の危険にさらされ、エアコンのない数千校が閉鎖された。 ラッセル氏は「子どもは大人よりも体温上昇が速く、発汗も非効率的で、冷却も時間がかかる。高温から逃れることができない教室では集中できない」と訴えた。 また洪水などによる道路の遮断や、学校自体が流されてしまうといった水害についても指摘した。 ユニセフでは、約2億4200万人という数字は「控えめな推定値」だとしている。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕
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